山内参道沿い
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鏡山神社(かがみやまじんじゃ) 境外末社。祭神:高良玉垂命の分祖。例祭:11月13日(摂末社例祭)。 元は麓の御井町字賀輪に祀られていたが、九州自動車道の建設のため現在地である高良山二十六ヶ寺の中院跡に遷座した。高良大社宝物館に収められている四雲文重圏規距鏡が祀られていた。 伊勢天照御祖神社(いせあまてらすみおやじんじゃ) 境外末社。式内社(小)。祭神:天照大神。例祭:11月13日(摂末社例祭)。 御井町字中谷に鎮座。「伊勢御祖神社」とも称する。古くは「伊勢社」「御祖神社」「伊勢御祖神(いせみおや)」と称した。延暦3年(784年)、伊勢の皇大神宮から分祀された。室町時代末の『高良社画縁起』では、石造大鳥居の北(現御井小学校正門、府中宿本陣跡「伊勢の井」付近)に小祠が描かれているが、明和4年(1767年)の府中大火が契機となり、現在地に遷座した。 久留米市大石町の伊勢天照御祖神社と同じく、式内小社の論社だが、祭神は異なる。八幡宮(はちまんぐう) 境外末社。伊勢天照御祖神社境内に鎮座。 元は山内の別の場所にあったが、整備により伊勢天照御祖神社境内に遷座した。『玉垂宮賓殿及境内末社記』には「若宮八幡宮」が末社として挙げられているが、高良山周辺には複数の八幡神社があるため、当社を指すのかどうかは不明。 天満宮(てんまんぐう) 境外末社。伊勢天照御祖神社境内に鎮座。 元は山内の別の場所にあったが、整備により伊勢天照御祖神社境内に遷座した。『玉垂宮賓殿及境内末社記』には「天満宮」が末社として挙げられているが、高良山周辺には複数の天満神社があるため、当社を指すのかどうかは不明。 大辨財天社(だいべんざいてんしゃ) 境外社。二の鳥居に入ってすぐの竹やぶの中に鎮座する石塔。裏面には白蛇塚と書かれている。
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