小野塚家の人々
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今井咲(いまい さき) → 小野塚咲(おのづか さき) 演 - 内田有紀 福子の10歳上の長姉。 宝飾店の店員として働き、鈴、福子との3人暮らしを支えてきた。穏やかで品のある女性。 昭和13年、真一と結婚するが昭和16年に肺結核を発症。昭和17年の春に危篤に陥り、真一・福子・鈴・克子・忠彦に見守られながらこの世を去る。 死後、鈴や福子の夢枕にたびたび登場する。夢枕での咲は、相手の本音や深層心理を代弁したり、悩みや気持ちを整理させる役割を持っていることが多い。 小野塚真一(おのづか しんいち) 演 - 大谷亮平 咲の夫。証券会社勤務を経て、たちばな塩業の経理・営業担当を務める。 冷静で思慮深い性格。萬平や忠彦同様背が高く大柄なため、怒ったり凄んだりすると迫力があるものの、本人は喧嘩や争いごとは苦手。 寡黙であるため鈴から「冷たい」と思われているが、誰よりも咲を大切にしている。 咲亡き後の昭和17年の夏、召集令状が届き、出征。終戦後、北支から帰還する。 昭和22年、財閥解体のあおりを受け、勤務する証券会社が倒産。福子に誘われ、たちばな塩業に入社する。東京進出の際には「たちばな栄養食品販売有限会社」の営業本部長を務める。たちばな栄養食品解散後は会計事務所で手伝いをしていたが、萬平の誘いで「池田信用組合」に入って専務理事に就任し、萬平が去ってからも組合に残る。 友人の紹介で好美と交際し、昭和33年に再婚を考えている相手として福子たちに紹介する。 昭和33年に、萬平が『まんぷくラーメン』を売り出す際、試食して「革命的な発明だ!」と驚き絶賛。「池田信用組合」を退職して即席ラーメン売り出しに携わりたいと切り出した。 『まんぷくラーメン』の模倣品・『本家まんぷくラーメン』を販売した「テイコー食品」に世良と乗り込み猛抗議するも、猿渡社長(後述)がのらりくらりとかわした挙句断固拒否すると告げられ、激怒。あまりの剣幕に、福子と鈴を驚かせた。 昭和45年5月の時点では、まんぷく食品専務に就任している。 本城好美(ほんじょう よしみ)→ 小野塚好美(おのづか よしみ) 演 - 東風万智子 真一の再婚相手。3年前に前の夫を亡くしてからは二人の子供(花子・和光)を女手ひとつで育てていた。洋裁が得意で生計を立てている。 咲とは対照的に明るく話好きな性格で、福子よりも年下(昭和33年時点で35歳)。真一が亡き妻のことを今も想っていることを理解している。
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