小選挙区比例代表併用制
しょうせんきょくひれいだいひょう‐へいようせい〔セウセンキヨクヒレイダイヘウ‐〕【小選挙区比例代表併用制】
小選挙区比例代表併用制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 06:52 UTC 版)
小選挙区比例代表併用制(しょうせんきょくひれいだいひょうへいようせい、英:Mixed member proportional representation)とは、選挙制度の一つである。小選挙区制の要素を加えた比例代表制。全議席は政党の得票数に応じて比例配分されるが、各政党では小選挙区で当選した候補者に優先的に議席が与えられる。ドイツやニュージーランドでの採用例が有名である。
- ^ 参考 加藤秀治郎『日本の選挙-何を変えれば政治が変わるのか-』p106-107(2003年 中央公論新社) ISBN 4121016874 。なお、コールは1990年の連邦議会選挙においてのみ地元の小選挙区で勝利した。
- ^ ドイツでは第3党以下の自由民主党、緑の党が小選挙区で議席を獲得することはまれであり、左翼党の小選挙区議席も地盤である旧東ドイツ地域に集中している。なお逆に地域政党のキリスト教社会同盟は議席のほとんどを地盤であるバイエルン州の小選挙区で獲得している。
- ^ 図解・日本政治の小百科 - p78,橋本五郎, 飯田政之, 加藤秀治郎 · 2002年
- ^ a b 図解・日本政治の小百科 - p90,橋本五郎, 飯田政之, 加藤秀治郎 · 2002年
- ^ “小選挙区制の功罪 独の比例併用制「進む多党化が試練」”. 日本経済新聞 (2021年2月16日). 2021年11月24日閲覧。
- ^ 超過議席が出ない仕組みになっており、連用制に近い。Matthew Shugart & Martin P. Wattenberg (ed). 2001. Mixed-Member Electoral Systems: The Best of Both Worlds? Oxford, UK: Oxford University Press. P.23.
- ^ “比例衛星政党をもたらす「つぎはぎ選挙法」、強行すれば憲政史の汚点になる”. 東亜日報. (2019年12月26日) 2020年6月26日閲覧。
- 1 小選挙区比例代表併用制とは
- 2 小選挙区比例代表併用制の概要
- 3 概説
- 4 超過議席
- 5 参考文献
- 小選挙区比例代表併用制のページへのリンク