小坂井図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 15:12 UTC 版)
宝飯郡小坂井町の小坂井町公民館は戦時中に建てられた住友金属工業の木造食堂を転用した建物であり、老朽化して危険な状態だった。そこで小坂井町は1971年(昭和46年)に中央公民館の建設を決定し、小坂井町役場東側の民有地3,747.42m2を購入。建設費は国庫補助金・県費補助金・地方債・町費を合わせて1億4000万円である。 1971年7月27日に着工、1972年(昭和47年)2月21日に竣工し、4月1日の建物開館に合わせて小坂井町中央公民館図書室が開室した。鉄筋コンクリート造3階建(一部4階建)の建物であり、延床面積は1,752.55m2である。1972年度の図書室の利用者は約2,600人だった。 2010年(平成22年)2月1日に豊川市が小坂井町を編入合併した際、小坂井町中央公民館図書室は豊川市小坂井図書室に改称した。2013年(平成25年)10月1日、豊川市小坂井図書室は豊川市小坂井図書館に改称し、図書館法における「図書館」となった。 小坂井図書館が入る豊川市小坂井生涯学習会館は老朽化が進んでいたことから、豊川市は2015年度に小坂井地区の公共施設再編の検討を開始し、市民向けワークショップなどを行って計画を練った。2021年(令和3年)5月2日、豊川市小坂井図書館の新館がこざかい葵風館に開館した。
※この「小坂井図書館」の解説は、「豊川市図書館」の解説の一部です。
「小坂井図書館」を含む「豊川市図書館」の記事については、「豊川市図書館」の概要を参照ください。
- 小坂井図書館のページへのリンク