小土肥温泉とは? わかりやすく解説

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小土肥温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/05 16:16 UTC 版)

小土肥温泉
温泉情報
所在地 静岡県伊豆市小土肥
交通 公共交通:伊豆箱根鉄道駿豆線修善寺駅から東海バス松崎・堂ヶ島行きで50分、バス停:土肥漁協下車。
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温(摂氏 46.5 °C
pH 7.8
宿泊施設数 8
外部リンク 土肥温泉旅館協同組合
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小土肥温泉(おどいおんせん)は、静岡県伊豆市にある温泉土肥温泉及び八木沢温泉とともに土肥地区にあるの3つの温泉の一つである[1]。なお、市の運営する「伊豆市土肥温泉事業」は土肥、小土肥、八木沢の各所で温泉を供給する事業となっている[2]

泉質

小土肥地区の源泉(小土肥温泉)は土肥温泉の各源泉とは異なるが、小土肥温泉も伊豆市所有の源泉で機械揚湯を行っている[3]

  • カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
    • 泉温 46.9℃[3]
  • 無色透明・無味無臭。

温泉地 

伊豆半島の西岸に位置する。従来の土肥温泉街から2キロ北上した、小土肥の集落に数軒程の宿泊施設が存在する[4]

宿泊施設の料理は全て、駿河湾で採れた海の幸を提供している。

歴史 

小土肥地区では低温度(27.8℃)の温泉の自噴がみられたが、浴用に適さなかったため、1957年(昭和32年)に約300メートル掘削を行った[5]。掘削で毎分180リットル、32℃の温泉が湧出したものの、低温だったため自然埋没し、1966年(昭和41年)に温泉採取を廃止した[5]

1966年度から再度温泉調査を依頼し、1970年(昭和45年)にミカン畑で温泉ボーリングを行い、深度600メートルから毎分600リットル、45℃の温泉が湧出した[5]

アクセス 

関連項目 

脚注 

  1. ^ 土肥温泉の使用について”. 伊豆市. 2025年3月5日閲覧。
  2. ^ 土肥温泉事業運営実施方針”. 伊豆市. 2025年3月5日閲覧。
  3. ^ a b 災害時孤立対策分科会R6年度活動(中間)報告”. 関東地方環境事務所、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社. p. 22. 2025年3月5日閲覧。
  4. ^ 小土肥温泉 - るるぶ
  5. ^ a b c 温泉事業の沿革”. 伊豆市. 2025年3月5日閲覧。

外部リンク 




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