将棋入門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:26 UTC 版)
「スーパーカセットビジョン用ソフト」の記事における「将棋入門」の解説
1985年発売。本将棋を扱った、入門用の将棋ゲーム。当初はNo.23のパッケージで発表されたが、発売はNo.20(スーパーサンスーピューター)の次だった。一方、前々から発売予定とされていたBASICの発売がNo.22(ドラえもん)よりも遅れたことで、長い間No.21が欠番になる事態となった。結果的に『将棋入門』のパッケージはNo.21に変更され、BASICは後にNo.23として発売された。 特徴 コンピュータ (COM) 相手の1人用ゲームで、2基のコントローラの区別は無く、どちらでも操作が可能。五番勝負で、先に3勝すれば勝ち。平手のほか、駒落ちの設定が豊富であり、プレイヤーかコンピュータの片方に対して飛車・角行の片方もしくは両方落ちが設定できるほか、飛車角行落ちに加えて香車落ち、香車桂馬落ちも選択できることで幅広いレベルに対応する。セレクト12キー(テンキー)の「0」で一手戻す「待った」機能も搭載する。「9」キーではプレイヤーの投了となる。 制限時間あり (PRO)・なし (AMA) のレベル選択があり、PROの場合は持ち時間が3分間。持ち時間を使い切ったら一手あたり20秒の制限が課せられる。COMの思考中はマシンパワーを占有するため、COMの手番ではポーズボタンが利かない仕様となっている。 成る・成らないの選択は可能。しかし、打ち歩詰め禁止・千日手・持将棋などの判定は無い。
※この「将棋入門」の解説は、「スーパーカセットビジョン用ソフト」の解説の一部です。
「将棋入門」を含む「スーパーカセットビジョン用ソフト」の記事については、「スーパーカセットビジョン用ソフト」の概要を参照ください。
- 将棋入門のページへのリンク