対象作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 07:38 UTC 版)
収録の対象となるのは、奥付に準拠し毎年1月~12月(月刊誌では1月号~12月号)に発表された日本語作品。期間内の発表なら同人誌・ウェブ公開など商業出版以外も対象となる。 原則として発表済みの作品が対象だが、例外的に、1『虚構機関』には円城塔の未発表作(群像新人文学賞2次選考通過作品)、2『超弦領域』には同じ円城の書き下ろしが収録されている。2『超弦領域』刊行時には、大森・日下が選考委員を務める創元SF短編賞の募集が開始され、3『量子回廊』以降には各回の受賞作と選評が巻末に掲載されている。 大部分は小説だが、各巻1~2作の漫画が収録されている。また短歌、エッセイなど小説以外の文学作品もある。 『SFマガジン』誌(早川書房)、『SF Japan』誌(徳間書店)、アンソロジーシリーズ『異形コレクション』(光文社、井上雅彦編)から重点的に収録されている。『NOVA1 書き下ろし日本SFコレクション』(河出書房新社、大森望編)、『神林長平トリビュート』(早川書房)からの収録は見合わされた。
※この「対象作」の解説は、「年刊日本SF傑作選」の解説の一部です。
「対象作」を含む「年刊日本SF傑作選」の記事については、「年刊日本SF傑作選」の概要を参照ください。
- 対象作のページへのリンク