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寺本巌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/19 06:48 UTC 版)

寺本 巌(てらもと いわお、生年不明 - 1945年昭和20年)7月24日)は、日本の海軍軍人予備士官から現役兵科士官将校)に転官し、日本海軍史上ただ一人[1]海軍兵学校以外の出身者として潜水艦艦長となった人物である。回天菊水隊、金剛隊の出撃に際しその搭載潜水艦を指揮した。潜水学校教官在任中に戦死。最終階級は海軍中佐


  1. ^ 『日本潜水艦戦史』では便乗者90名。
  2. ^ 潜水隊司令は潜水艦基地にあって後方勤務にあたるのが適当と考えられており、戦死の確率は相対的に低くなる。従って揚田の出撃希望は戦死の危険を顧みないものであった。揚田は甲標的を搭載した司令潜水艦の艦長として岩佐直治松尾敬宇を出撃させた経験があった。当時の司令は第六艦隊参謀長として回天作戦に関わる佐々木半九である。
  3. ^ 「伊47」潜水艦長の折田善次は、米側の回天に関する記録に疑問を呈している(佐藤和正『艦長たちの太平洋戦争』)
  1. ^ 『帝国海軍士官入門』168頁
  2. ^ 『帝国海軍士官入門』224-225頁
  3. ^ 『帝国海軍士官入門』229頁
  4. ^ 『帝国海軍士官入門』251頁
  5. ^ a b c 杉田政一. “回天特攻作戦と伊36潜”. なにわ会. 2013年1月28日閲覧。
  6. ^ 海軍省. “任用、進級1 兵科士官、相当官1(5)”. アジア歴史資料センター Ref.C05023336000、公文備考 昭和9年 B 人事 巻1. 2013年1月28日閲覧。画像3枚目。
  7. ^ a b c 『艦長たちの軍艦史』425頁
  8. ^ a b 『海底十一万浬』422-423頁
  9. ^ 『日本潜水艦戦史』137頁
  10. ^ 『日本潜水艦戦史』139頁
  11. ^ 『日本潜水艦戦史』141頁
  12. ^ 昭和19年1月31日付 海軍辞令公報 (部内限)1309号。アジア歴史資料センター レファレンスコード C13072095500 で閲覧可能。
  13. ^ 昭和19年2月15日付 海軍辞令公報 (部内限) 第1327号。アジア歴史資料センター レファレンスコード C13072095800 で閲覧可能。
  14. ^ 『日本潜水艦戦史』167頁
  15. ^ 『日本潜水艦戦史』168頁
  16. ^ 『日本潜水艦戦史』176頁
  17. ^ 堀元美『続・鳶色の襟章 海軍工廠の戦いの日々』原書房、1977年。 
  18. ^ 『日本潜水艦戦史』173頁、180頁
  19. ^ 『艦長たちの軍艦史』411頁
  20. ^ 『回天』151頁
  21. ^ 『潜水艦隊』118頁
  22. ^ 『潜水艦隊』317頁
  23. ^ 『人間魚雷』152-153頁
  24. ^ 『人間魚雷』175頁
  25. ^ 『人間魚雷』191頁
  26. ^ 『人間魚雷』194頁
  27. ^ 『日本潜水艦戦史』214頁
  28. ^ 『人間魚雷』221頁
  29. ^ 『日本潜水艦戦史』215頁
  30. ^ 『人間魚雷』222頁
  31. ^ 『人間魚雷』202頁


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