寛弘期におきた出来事
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寛弘初年(1004年)頃?花山法皇を中心に『拾遺和歌集』が成立。 藤原清廉が従五位下に叙せられる。 11月、土佐国、正税の出挙基準数の減少を請う。 12月(1005年1月13日以降)、明経博士海広澄が清原広澄に改姓、明経道清原氏の発祥。 寛弘2年(1005年)藤原伊周が初めて准大臣(大臣の下、大納言の上の待遇)の扱いを受けた。 寛弘3年(1006年)4月2日、おおかみ座に超新星 (SN 1006) 出現。明るさは日月を除いて史上最高の-9等級と推定される。後世、藤原定家が『明月記』に記録。 寛弘8年(1011年)6月13日、一条天皇より三条天皇への譲位。 王朝宮廷文学の最盛期で、「好文の賢皇」一条天皇の宮廷を中心に、著名な紫式部・和泉式部・赤染衛門ら才女のほか、男性官人にも優れた文筆家が輩出した。
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