富士 一平(ふじ いっぺい):背番号16、投手、左投げ左打ち
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登場以降の主人公。経済的な理由で柏高校を中退、パイレーツに入団することになり、それならば最下位球団を自らの実力で一流にしてみせようと誓う熱血少年。基本的には、生真面目で熱血漢だが、野球に関連していると何でも許してしまう傾向がある(新幹線の車内で打撃練習を始めた犬井に「野球のためなら良いです」と言った事も)。背番号は16番と、高校中退で入団を含めて尊敬する星飛雄馬と同じである。作中では「尊敬する星飛雄馬さんと一緒」と喜ぶが、単に入団時の年齢で即決した。快速球の左腕投手である。入団当初は140キロ前半だったが、ファームで鍛え直したおかけか、140キロ後半にまで球速を上げた。ただし変化球は全く使えないままだった。両親はなかなか人には言えないような奇病(病名を言ってしまうと大爆笑を呼ぶのだという)を患っており、幼い弟妹らを含め、一家の大黒柱として家族を支えている。犬井曰く、「速球一本槍」「決め球が無い」「軽くて、クセ無く、一本調子」が弱点。反面、スタミナは驚異的で、先発、中継ぎ、抑えとフル回転し、完投も多い。また、ブルペンからでなく、ベンチからいきなりリリーフに出て(つまり、肩をつくることなく)抑えてしまう事も多い。1978年、1979年のオールスターゲームに出場している(1978年は農協の組織票、1979年は広岡達朗監督の推薦)。身長172cm・体重60kg。昭和36年3月29日生まれ。
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