宿主特異性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 15:33 UTC 版)
宿主植物と根粒菌の関係は、一部の例外をのぞいて厳密な宿主特異性に支配されている。たとえば、S. melilotiはアルファルファに、B. japonicumはダイズに根粒を形成し、それらが交雑することはない。こうした宿主特異性の認識は植物根から分泌されるフラボノイド等の化学物質を認識して根粒菌nod遺伝子群が活性化しノッド因子を合成・分泌する段階と、そのノッド因子を植物が認識・受容して根粒形成と感染のプロセスが開始する段階の、少なくとも2段階ある。
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