宿主抵抗性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 01:54 UTC 版)
ワクシニアウイルスは、ウイルスにインターフェロン抵抗性を与えるいくつかのタンパク質をコードする遺伝子を持っている。 K3Lは、翻訳開始因子eIF2α(英語版)に相同性を持つタンパク質である。K3Lタンパク質は、インターフェロンの活性化因子であるPKRの活性化を阻害する。 E3Lは、ワクシニアウイルスよってコードされている別のタンパク質で、2本鎖RNAに結合することでPKRの活性化を阻害する。
※この「宿主抵抗性」の解説は、「ワクシニアウイルス」の解説の一部です。
「宿主抵抗性」を含む「ワクシニアウイルス」の記事については、「ワクシニアウイルス」の概要を参照ください。
- 宿主抵抗性のページへのリンク