委員会の役割
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 14:16 UTC 版)
「国際連合安全保障理事会決議39」の記事における「委員会の役割」の解説
この委員会は、「事実を調査」し、安全保障理事会から与えられた「指示を実行」することになっていた。調査は、インドが1948年1月1日付で提出した書簡に記載されているジャンム・カシミール州地方の状況に関する申し立てに対処するものであった。次に、パキスタンが1948年1月15日に提出した書簡で提起したその他の問題についても、「安全保障理事会の指示」があれば、調査することになっていた。パキスタンの主張は、インドがインド・パキスタン分離独立を元に戻さんとしていること、東パンジャーブやデリーなどでイスラム教徒に対する「大量虐殺(ジェノサイド)」を行っていること、ジュナガドを強制的かつ不法に占領していること、「詐欺(fraud)と暴力(violence)」によってジャンムー・カシミールの加盟を得たこと、パキスタンを直接軍事攻撃で脅していることなど、多岐にわたっていた。
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