妖精 (ワーグナー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/28 00:07 UTC 版)
『妖精』(ようせい、Die Feen)は、リヒャルト・ワーグナー作曲のオペラ。
初期の作品で、ライプツィヒで音楽を学びつつヴュルツブルクで指揮者として修行時代の1833年に作曲。全3幕。管弦楽は普通の大きな2管編成。妖精の波乱に満ちた愛の物語。「禁問」や「救済」などのモチーフがすでに使われている。
台本はイタリアの劇作家カルロ・ゴッツィの『蛇女』を下敷きとして、ワーグナー自身が執筆した。
登場人物
アーリンダル王、妖精アーダなど
演奏時間
2時間45分(各幕60分、60分、45分)
楽器編成
フルート2、ピッコロ、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ1対、弦五部
バンダ:2フルート、2クラリネット、2トランペット、4トロンボーン
自筆譜
『妖精』の自筆譜は『リエンツィ』や『恋愛禁制』の自筆譜などとともにワーグナーからバイエルン王ルートヴィヒ2世に献呈され、後年にはアドルフ・ヒトラーの所有物となった[1]。これらの自筆譜は第二次世界大戦末期に総統地下壕へ持ち込まれ、ヒトラーの死によって全て行方不明となった[2]。
出典
- Musikproduktion Jürgen Höflich München 2005 のスコア
- ^ Jonathan Carr (2009). The Wagner Clan. Faber & Faber. pp. 40, 239. ISBN 978-0571-20790-9
- ^ Patrick Carnegy (2006). Wagner and the Art of the Theatre. Yale University Press. pp. 379-380. ISBN 0-300-10695-5
外部リンク
- 妖精の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト
「妖精 (ワーグナー)」の例文・使い方・用例・文例
- 妖精のような美しい女性
- 妖精の国は丘のむこうにある。
- 祖母は今でも妖精の国の存在を信じている。
- 彼は妖精の王として成長した。
- この山には妖精が住んでいるという伝説がある。
- 妖精を信じるか。
- 妖精は王子を猫に変えた。
- 彼女は妖精の役を演じた。
- 彼女は噂をふりまく妖精だ。
- 彼女の足取りは妖精のように軽やかだった。
- 私は妖精の役演じた。
- 妖精宮殿でない;それでも、想像できない種類のありふれた不思議
- 彼女はいたずらな妖精であった?優雅で繊細な
- 妖精にようで小さなものにとりつかれて
- 不思議さと非現実性の中の妖精を示唆する
- 小さな妖精のように楽しげに悪ふざけをしでかした
- 小さな妖精がやるようないたずら
- 小妖精によってまたはそれによるかのようにされること、またはそれに関するさま
- すべての小さい動物は妖精の踊りに参加した
- うっとりするような、妖精たちの国
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