契約時・更新時とは? わかりやすく解説

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契約時・更新時

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/10 00:45 UTC 版)

定期付終身保険」の記事における「契約時・更新時」の解説

この保険は、保険料低く抑え保障額を大きくするように工夫されているが、保険外交員説明不足加入者知識不足からトラブル苦情少なくないよくあるトラブルとしては、 加入時の保険料抑えるために、定期保険部分10年程度毎に更新するタイプ主流であるが、更新時の保険料その時点での年齢によることから上昇することが避けられないまた、加入当初10年間は更新後の繰り延べにより保険料抑える特約適用しているものもあり、更新時に大幅に上昇することになる。このことが十分に理解されずに契約にいたる場合があり、更新時期に、保険料上がりトラブルになることがある定期保険特約についての説明理解しっかりとなされておらず、契約者一生涯大きな保障得られる思いこんでいる。 定期保険特約更新時に上がる保険料分を低減するため、主契約終身保険部分転換特約俗に下取り」などと言われる)を使い初回更新まで定期保険特約料が抑えられ特約付きの「定期付終身保険」に入り直す。この場合契約時の終身保険部分積み立てられ責任準備金から一定控除され残高解約返戻金受取額よりは多い)が「転換価格」となり、新契約終身保険部分充当(払済)される。このため資産目減りすると共に予定利率中途解約により打ち止めにされる。例え予定利率が高い(5%程度時代加入した契約転換し予定利率が低い(1%程度契約し直し場合配当金受取額が大幅に減少し貯蓄性が殆ど期待できなくなる。生保会社にとってはこれにより逆ざや回避できるため、言葉を濁して勧めるケース見受けられるトラブルが多いというイメージがついてしまった背景には、この商品各社主力商品であることから販売件数多く保険転換時の説明不足などもこの商品問題として誤解されてしまったこともあげられる更新時に定期保険特約解約し別途定期保険加入するか、定期特約保険金額最小減額そのまま継続する方が有利となることが多い。などがあげられている。

※この「契約時・更新時」の解説は、「定期付終身保険」の解説の一部です。
「契約時・更新時」を含む「定期付終身保険」の記事については、「定期付終身保険」の概要を参照ください。

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