奇妙な世界の住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:46 UTC 版)
「世にも奇妙な物語」の記事における「奇妙な世界の住人」の解説
1990年4月19日から開始された『世にも奇妙な物語』の物語の主人公=『奇妙な世界』の住人のほとんどは「ごく普通の人間」だが、「何か一般的でない能力」を持った人物もいる。 レギュラー放送(1990年4月 - 1992年9月)までは物語のジャンルのほとんどが「ブラック系」だったために「死者」が多かったが、現在は「死者」が少なくなる一方で、反対に「どこか」に連れていかれる場合や「生存者」が多くなっている。だが、今でも必ず1話は「死者」やそれに準ずる状態(現世から消滅・廃人化など)が出ている。 また、感動的な結末の物語では、登場人物が幸せそうに死んだり(もしくは成仏したり)、安らかに死んでいく場合もある。後は、物語のオチが最後まで視聴者に伏せられるようになっている場合もある。また、これまでの主人公は全員(「死者」だけでなく「どこか」に連れて行かれたり「生存者」も含む)、広大な墓地に埋葬されている(2006年3月28日の「15周年の特別編」)が、今まで語られた「世にも奇妙な物語」は1冊の本になり、すべて巨大な本棚に収納され(2010年10月4日の「20周年スペシャル・秋 ~人気作家競演編~」)、「物語」の主人公たちが誘われた「奇妙な世界」は一室の「部屋」(開始年の1990年は部屋番号が「1990号室」となり、年度ごとに番号が増えていく(1991, ..., 1999, 2000, ..., 2014)。25番目の部屋は「2015号室」となる。2015年4月11日の「25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~」)さらには過去のテラー部分は「映像ライブラリー」として保管されているという設定になっている(2015年11月21日の『25周年スペシャル・秋~傑作復活編~』)。 長寿番組であるため、放送当時では「奇妙」だった空想上の出来事が現在では現実化し、一般常識になっている例や流行や世相を予言、先取りしたかのような例もある。
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