天文学界の功績ほか
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 07:49 UTC 版)
「デイヴィッド・ペック・トッド」の記事における「天文学界の功績ほか」の解説
スミス大学(1886–1888)とアマースト大学(1903–1906)両校の天文台建設を指揮し、1907年にはペルー標準時の設定を行った。1882年の金星の日面通過の観測では、台長を拝命したリック天文台において史上初の写真観測を行った。皆既日食の観測隊に何度も参加し、1887年と1896年には日本での観測を行った。 トッドの参加した天文観測隊には以下のものがある(日付はいずれも現時時間)。 1878年07月29日 - テキサスでの日食観測 (en) 1887年08月19日 - 日本での日食観測 (en) 1889年、1890年 - 西アフリカの科学調査隊 1896年08月09日 - 日本でのアマースト大学日食観測隊 (en) 1900年05月28日 - トリポリでのローウェル日食観測隊 (en) 1901年 - オランダ領東インド諸島でのアマースト大学日食観測隊 1907年 - アンデスでの火星観測(ローウェル隊) 1905年08月30日 - トリポリでの日食観測 1914年08月21日 -ロシアでの日食観測 1918年06月08日 - フロリダでの日食観測 そのほか、1919年5月29日にブラジルとアルゼンチンで日食観測を行った。火星の衛星フォボスのクレーターにトッドの名前が付けられたほか、小惑星(511)ダビダはトッドの名から、(510)メイベラにはトッドの妻の名から命名された。
※この「天文学界の功績ほか」の解説は、「デイヴィッド・ペック・トッド」の解説の一部です。
「天文学界の功績ほか」を含む「デイヴィッド・ペック・トッド」の記事については、「デイヴィッド・ペック・トッド」の概要を参照ください。
- 天文学界の功績ほかのページへのリンク