天体、気象、自然現象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 06:28 UTC 版)
地球以外の天体を分類する。 12の星の冠は黙示録の女に由来しマリア像に含まれた。6つの頂点を持つ星自体もマリアの象徴とされる。マリアの服飾には星が描かれることも多い。 海の星Stella maris (ヴェナンティウス・フォルチュナートゥス(530~610年頃)がマリアにつけた尊称)、航海者を安全に導く星としてマリアはその守護聖人とされた。 また暁星、明星は「太陽」であるキリスト、日の出を予告するように明け方に現れる星(金星)であるからマリアの象徴とされる。 太陽、月もマリアの象徴とされる(既述)。彗星、隕石もマリアの象徴だが、隕石は天からの落下物として気象にも分類した。 三日月 Electa ut sol 「太陽のように輝き」(雅歌6章10節)、 半月 太陽 Pulchra ut luna 「満月のように美しく」(雅歌6章10節) 天の門 Porta Caeli(創世記28章17節) 神の都Civitas Dei(詩篇87編3節) 都市であれば人工物であるが、神により作られた都であれば天国、天上のエルサレムという意味で「非人工物」と言えよう。 天と地を繋ぐもの:虹、ヤコブの梯子(人工物でもある)がある。気象、自然現象:火、光、落下物(隕石) その他の天体、気象、自然現象: 雲、雪、光 「雪のマリア」はローマのサンタ・マリア・マジョーレ教会の創設に関する伝承で真夏に降った雪に因むマリア像の名称でもある。
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