大陸戦争後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 13:53 UTC 版)
大陸戦争後はISAF主導の元で暫定自治政府が組織され、講和条約が締結された。国土の40%を周辺国への割譲やセラタプラの独立によって失い、軍事力も国土防衛やユリシーズによる難民受入の支援活動を行える程度にまで限定された。暫定自治政府による統治は3年間続けられ、2008年に王政復古を企図する動きが発生した。その後も数年に渡り暫定自治政府の下で統治が実施されたものの、2012年4月には王政への移行が進んでおり、12月にはGAZEニュースもエルジア王国という国号を使用して報道している。 王を選出するにあたって、前王政時代の王の子供は既に死去していたため、前王の孫が王となった。やがてこの王は病気で死去し、子供がいなかったため弟が王位を継いだ。弟には数人の子供がいて王位継承者には事欠かなかったはずだったが、交通事故により子供含む一家が全滅してしまい、直系の継承者が途絶えたため、傍系の従兄弟から王が選出された。 旧エルジア領のセラタプラでは、オーシアが主導する形で国際軌道エレベーターの建造が進められていた。エルジアではこれがオーシアによる搾取の象徴として受け止められ、オーシア軍がIUN国際停戦監視軍として大陸各地への駐留規模を拡大していったことで、両国は対立を深めていった。軍部では急進派が台頭し、軍事予算の多くを無人機の研究に当てた。エルジア航空宇宙局(EASA)はノースオーシア・グランダーI.Gの支援を受け無人戦闘機や無人戦闘AIの開発を推し進めた。また、ハッカーの育成にも力を注いだ。
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