大学在籍時
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 07:21 UTC 版)
兄は将来会社の経営を担うためオクラホマ大学経済学部で経営学を学んでおり、1947年、エンジニアになるためジョー・プライスは同大学工学部機械工学科に進んだ。 一年目は勉学に励み首席をとり、リンホフテヒニカを買い与えられた。しかし、二年目からは写真撮影に夢中になり、機械工学にも興味を失った。撮影した写真が同大学で建築学を教えていたブルース・ゴフ (Bruce Goff )の目に止まり、知り合った。四年次にはゴフの授業に招かれたフランク・ロイド・ライトとも知り合った。ライトは自然の美を建築によって引き出す有機的建築を旨とし、「Godを大文字で始めるように、Natureも大文字で始める」思想を標榜しており、プライスはライトからその自然観について多大な影響を受けた。 入学して一年目、父の会社で最初の仕事に従事し、カリフォルニア州ブライス・リバーサイド間の砂漠に敷設されたパイプライン、ビッゲスト・インチ (The Biggest Inch) のストリンガビードをアイスピックと金鋸刃で清掃した。 1952年の卒業2ヶ月前、ブルース・ゴフが建築する計画だった礼拝堂が他者の手に渡ることになり、憤慨して実家に戻った。学長により卒業資格は与えられた。
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