大協約〈グラン・コード〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 00:20 UTC 版)
「皇国の守護者」の記事における「大協約〈グラン・コード〉」の解説
2000年ほど前、人と天龍の間で結ばれた協約。〈大協約〉世界の秩序の根幹を成す。 互いに危害を加えない事、傷ついた場合は助け合う事を定めているが、天龍は基本的に人間同士の争いには干渉しないため、戦争によって負傷した人間が居てもこれを助けないことがある。しかし、天龍が人と契約を結び、戦いに加わること禁止していないため、互いに危害を加えないという事は適用されない。これらに違反した場合は最悪、死罪となる。〈皇国〉龍塞山地にて年に一度行われる大聖義によって協約が定められる。 現在では慣習法として人間の生活に溶け込んでいるため、例え軍隊の将校クラスの人間でも必要とされる以上の正確な大協約の内容を理解する者は少ない。また、人同士の戦争に関する取り決めも含まれるが、時代にそぐわない古い取り決めや、国家・軍隊同士で解釈に差異があったり、天龍に対するものほど厳密に適用されないなど問題がある。 大協約は光帯の一部の落下による天象の激変から生き残るために結ばれたという昔話もあるが信憑性は低い。
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