夢の華【ユメノハナ】(食用作物)
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登録番号 | 第12054号 |
登録年月日 | 2004年 6月 4日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 夢の華 よみ:ユメノハナ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 熊青西九州青果株式会社 | |
品種登録者の住所 | 熊本県熊本市田崎町484番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 助清泰教、上田さおり | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「夢ごこち」に「夢かほり」を交配して育成された固定品種であり、育成地(埼玉県南埼玉郡菖蒲町)における成熟期は晩生の早、穂発芽性が極難の水稲、粳種である。草型は偏穂重、稈長は中、稈の細太はやや太、剛柔はやや剛、止葉の直立の程度は立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや長、穂数はやや少、粒着密度はやや密、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄である。芒の有無と多少はやや少、芒長はやや短、芒色は黄白-黄である。玄米の形、大小及び精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は中の上、香りは無である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は晩生の早、穂発芽性は極難、耐倒伏性は強、脱粒性は難、収量は中である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-i、穂いもちほ場抵抗性及び葉いもちほ場抵抗性はやや強である。 「ヒノヒカリ」と比較して、穂数が少ないこと、芒が多いこと等で、「夢ごこち」と比較して、穂数が少ないこと、成熟期が晩いこと、耐倒伏性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に株式会社植物工学研究所のほ場(埼玉県南埼玉郡菖蒲町)において、「夢ごこち」に「夢かほり」を交配し、雑種第4代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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