多言語・国際化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 16:47 UTC 版)
「ウィキペディアの歴史」の記事における「多言語・国際化」の解説
ウィキペディアは発足直後から国際化を開始した。2001年3月16日01時38分(UTC)にドイツ語版ウィキペディア用にサブドメイン(deutsche.wikipedia.com)が作成され、最初に発足した非英語版ウィキペディアとなった。同日の13時07分(UTC)にはカタルーニャ語版ウィキペディア(catalan.wikipedia.com)が開設された。その後3月20日までに日本語版ウィキペディアがドメイン名「nihongo.wikipedia.com」として作成されたが、発足当初はローマ字しか記述できなかった。2001年5月11日前後にはフランス語版、中国語版、オランダ語版、エスペラント版、ヘブライ語版、イタリア語版、ポルトガル語版、ロシア語版、スペイン語版、スウェーデン語版の各言語版ウィキペディアが立て続けに開設された。その後まもなくアラビア語版 およびハンガリー語版のウィキペディアが発足した。2001年9月28日、公式な方針として今後の英語以外の言語版ウィキペディアへのいっそうの注力が表明され、全ての主要言語でウィキペディアが設立される予定であること、基本文書の翻訳作業が強化されること、全言語版の共通規範が設定されること等が発表された。 2002年1月時点では全ウィキペディア記事の90パーセントが英語版に属していたが、2004年1月には英語版記事が全体に占める割合は50パーセント以下となり、ウィキペディアの発展とともに国際化が進行したことを示していた。2014年には全ウィキペディア記事の約85.5パーセントが英語ではない言語版のウィキペディアに属していた。
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