多治見大映
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1980年の多治見市の映画館(2館)多治見大映劇場(錦町3-6) 多治見東映劇場(栄町1-37) 1966年(昭和41年)以後にはキネマ多治見館が多治見大映に改称し、流行の喜劇シリーズなど大映作品を上映した。高度経済成長期のテレビの普及や娯楽の多様化などが理由で、文化劇場は1963年(昭和38年)11月に閉館し、榎元座は1970年(昭和45年)4月に閉館し、多治見の映画館は多治見大映と多治見東映の2館となった。1970年代には山口百恵主演の青春映画などがヒットした。1980年(昭和55年)の多治見市にあった映画館は多治見大映と多治見東映の2館だった。 『多治見市史 通史編 下』が刊行された1987年(昭和62年)時点では、東濃地区全体を見渡しても映画館は多治見大映と多治見東映から改称した多治見グランド(2スクリーン)のみである。1980年代末には多治見グランド1・2も閉館し、多治見大映は多治見最後の映画館となった。多治見大映は高山市の高山京極大映なども手掛ける大五興行株式会社が運営していたが、1980年代後半からはレンタルビデオの普及などが理由で経営が悪化した。
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