売上比較
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 00:11 UTC 版)
ファミコン/NESは、北米とアジアでは第三世代機の中で圧倒的多数の台数を販売した。1989年の北米では、任天堂とセガの間で、ファミコンとマスターシステムの市場シェアは94%対6%で、任天堂が有利だった。1992年の北米でのシェアは、任天堂が80%、次いでアタリが12%、セガが8%となっている。これは、「スーパーマリオブラザーズ」、「メトロイド」、「ダックハント」、「ゼルダの伝説」などのファーストパーティタイトルが充実していたことと、任天堂の厳しいライセンス規定により、ファミコンのタイトルは発売後2年間の独占販売が義務づけられていたため、他のゲーム機へのサードパーティのサポートに支障をきたしていたことが背景にある。一方、北米では、アタリはマスターシステムよりもやや健闘したものの、2位にとどまった。ヨーロッパでは、北米や日本市場での覇権を握っていたにもかかわらず、NESには厳しい競争があり、マスターシステムに抜かれてしまった。 ゲーム機全世界販売数日本アメリカその他ファミリーコンピュータ 6,191万人(2009年12月) 1,935万人(2009年12月) 3,400万人(2009年12月) 856万人(2009年12月) セガ・マスターシステム 1,780万人(2016年) 100万(1986年) アメリカ合衆国:200万人(1992年) ブラジル:800万人(2016年) 西ヨーロッパ:680万(1993年)
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