埴之塚家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 00:17 UTC 版)
武道の名家。様々な体術を取り入れ、武器を使用するなど総合格闘技の部類に相当する「埴之塚流」という決闘方法を作った。家訓は「一門相見えたら瞬時に斬り結べ(出会ったら、とりあえずバトル)」で、兄弟でもとりあえず会ったら実戦さながらの応酬をするという厳しいもの。小兵な武人を輩出しているらしい。銛之塚家とは近所。 埴之塚 頼久(はにのづか よりひさ) 光邦の父。45歳。埴之塚家創始以来の天才武道家と称される。第72話に登場。 アニメ版において真の強さを光邦に問われ、「その目に見せてやる」と戦いを仕掛けるが、光邦に倒される。 光邦を非常に可愛がっており、彰との問答では常に光邦を擁護する。背は銛之塚彰と同じで埴之塚としてはかなり高い。 埴之塚 靖睦(はにのづか やすちか) 通称チカ。光邦のみチカちゃん(ただし、決闘時は靖睦と呼び捨て)。崇と悟は靖睦。 光邦の弟。中等部3年。空手部主将兼柔道部所属。167cm。A型。 「自分に厳しく、他人にも厳しく」がモットーの鬼主将。欲望に堕落した光邦を嫌悪し次期当主と認めていない(というより、夜食にホールケーキを三つも平らげてケロッとしている兄を、本気で妖怪か何かのように怖がっている)一方で、兄に近づこうと技を吸収するなどコンプレックスが激しい。目がいいのにやや度が入ったメガネをかけているのは、兄に似たくないためと、兄の姿をぼやかすため。 兄とは正反対のクールな性格で、負けず劣らず女子の人気者。甘い物も可愛い物も苦手だが、血はあらそえないとはいったもので、小動物(特にヒヨコ)は大好き。きつく責めると泣き出したり(泣くとヒヨコがとびだす)、褒めると子供のように嬉しがる様は兄そっくり。実は限りなく光邦に近い性格である。単行本最終巻の「未来予想」で、悟が兄たちの留学後はホスト部の代わりに靖睦とともに小動物を飼育する「飼育部」を結成した。その時にはメガネを卒業している。
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