埠頭事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 20:26 UTC 版)
埠頭の管理・営業事業である。埠頭は当時「碼頭」(まとうまたはバンド、英語で「埠頭」を示す"bund"より)とも称した。この場合、埠頭といっても海の埠頭ではなく、上述した水運事業に関わる河の埠頭であり、松花江や黒竜江に設置されているものを対象としていた。 管理は当初はやはり水運と同じくいくつかの部署に分かれていたが、1934年から哈爾浜水運局が一括管理するようになった。 管理していた埠頭は大きく分けて哈爾浜市内とその他に分かれ、前者は八区・頭道街・十二道街・中央大街・三棵樹、後者は富錦・樺川・佳木斯・蓮江口・三姓・黒河があった。これらの中には、上記航路の発着場となっていたものもあった。
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