地鐵とは? わかりやすく解説

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地鉄(じがね)

日本刀折返し鍛錬結果刀身表面美し地紋現われる。このの肌模様地肌称し、その素地を地鉄と称する鎬造の刀には鎬地平地があるが、特に平地を指す場合用いられる。鍛法は時代流派により異なるため、地肌現われ方も異なり鑑定上の大切な見どころとなる。鍛法により板目杢目柾目綾杉大別されるが、多くはこれらの肌目が複合した状態で現われるいずれも刀剣見どころのひとつ。

鍛え肌・地肌・地鉄(きたえはだ・じはだ・じがね)

刀身は幾種類かの異なった素材組み合わせて鍛えることにより強靱体質を持つ日本刀本質表わす刀身美術の面から見た場合に、特に重要なのはこの中刃部平地部分に相当するあるいは皮鉄であり、これらは入念な鍛錬施され結果を、地鉄の美しさとしてその表皮示したもの。この鍛錬によって表わされたの肌模様を鍛え肌あるいは地肌称し刀工伝法によってその状態は板目肌杢目肌柾目肌大別されるが、その様子によっては綾杉肌梨子地肌鏡肌等と表現され多く場合これらが複合した状態で現われる。また肌が詰むとは、この地鉄の鍛着面が密となり、肌合い小さな粒子集合思わせる態となった様子指し日本刀美術性の大切な要件でもある。

地鉄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 14:12 UTC 版)

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地鉄(ちてつ)
地鉄(ぢがね)
  • 刃物の製造に用いる鋼材の一種で、焼き入れが出来ないほど炭素含有量が少ないもののこと。


「地鉄」の例文・使い方・用例・文例

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