土佐の焼畑習俗
名称: | 土佐の焼畑習俗 |
ふりがな: | とさのやきはたしゅうぞく |
種別1: | 風俗習慣 |
保護団体名: | |
選択年月日: | 1986.12.17(昭和61.12.17) |
都道府県(列記): | 高知県 |
市区町村(列記): | |
代表都道府県: | 高知県 |
備考: | 所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています) |
解説文: | 我が国の山間地帯には、往時、焼畑農耕が広範囲に営まれ、全国各地に特色ある習俗を展開してきたが、その後の過疎化等に伴い、昭和三十年代から急速に衰え、現在はそのほとんどが消滅してしまった。 土佐の焼畑農耕は、天正の検地(天正十五年〔一五八七〕~同十八年〔一五九〇〕)による『長曽我部地検帳』に記録されているように古くから行われているが、昭和三十年代以降は生業として成り立たなくなったものの稗・トウモロコシ・小豆・ソバなどの雑穀類を輪作方式で行うほか、輪作後に工芸作物のミツマタを栽培するなどの地域的特色が顕著である。 土佐の焼畑習俗は、我が国の山村に広く分布したその一典型を示すものとして貴重なため記録保存するものである。 |
生産・生業: | 北川上流域の農耕習俗 北松浦の収穫儀礼 南部の酒造習俗 土佐の焼畑習俗 大分の鏝絵習俗 奈良田の焼畑習俗 安芸・備後の水車習俗 |
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