圓明とは? わかりやすく解説

えん‐みょう〔ヱンミヤウ〕【円明】

読み方:えんみょう

理知円満境地達して明らかに悟ること。


円明/圓明

名字 読み方
円明/圓明えんめい
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

円明

読み方
円明えんみょう
円明えんめい

円明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/18 14:52 UTC 版)

円明(えんみょう、生年不詳- 仁寿元年(851年))は、平安時代前期の真言宗空海十大弟子の一人。出自不詳。

略歴

はじめ東大寺三論宗を学び、後に空海に師事して密教を学び灌頂を受けた。承和3年(836年)5月、東大寺真言院に定額僧21人が置かれるにあたり、実恵とともに真言院の管理者に選任されている。同じころ実恵が入唐請益僧真済に託した唐青竜寺宛の書状[1](遭難のため届けられず)にも、「東大の円明」とあり、東大寺に住していたことがわかる。承和5年(838年)から5年間、東大寺別当を務めた。嘉祥3年(850年)7月、権律師に任ぜられ、12月に律師となる。仁寿元年(851年)入滅[2]

道猷『弘法大師弟子譜』は、このほかに天長元年(824年)9月に最初の神護寺定額僧21人の一員として名簿に名を連ねているとしている。しかし近年、その名簿「廿一口交名」を神護寺定額僧のものとすることや、名簿の信憑性に否定的な見解が出されている[3]

補注

  1. ^ 『弘法大師行化記』(続群書類従8下)所収。
  2. ^ 国史に死亡記事がないため、『僧綱補任』による。入滅の月日、享年とも記載なし。
  3. ^ 武内孝善「泰範の生年をめぐって―承和四年四月五日付僧綱牒の信憑性」(『高野山大学論叢』37、2002年)



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「圓明」の関連用語

圓明のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



圓明のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
名字見聞録名字見聞録
copyright©1996-2025 SPECTRE all rights reserved.
EDRDGEDRDG
This page uses the JMnedict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの円明 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS