国際疾病分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 10:20 UTC 版)
国際疾病分類の日本語訳ではSarcomaの訳語として、肉腫を当てており、非上皮性組織を発生母地とする悪性腫瘍を意味する。 肉腫は悪性腫瘍の一種である。腫瘍は国際疾病分類のtumorの日本語訳であり、「生体内において、その個体自身に由来する細胞でありながら、その個体全体としての調和を破り、時に他から何らの制御を受けることなく、又自らの規律に従い、過剰の発育をとげる組織をいう。」と定義されている。 新生物 (neoplasm) も腫瘍と同義に用いられており、良性と悪性があり、悪性新生物は癌、癌腫及び肉腫を意味する。悪性新生物は、上皮細胞性の癌腫 (Carcinoma) 、間質細胞性の肉腫、その他(造血器由来の白血病や中皮由来の中皮腫など)に分けられる。
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国際疾病分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 14:21 UTC 版)
国際疾病分類の日本語訳ではCarcinomaの訳語として、癌腫を当てており、上皮性悪性腫瘍を意味する。ただし、用語の語尾で用いられる場合は単に「〜癌」とする。 癌腫は悪性腫瘍の一種である。腫瘍は国際疾病分類のtumorの日本語訳であり、「生体内において、その個体自身に由来する細胞でありながら、その個体全体としての調和を破り、時に他から何らの制御を受けることなく、又自らの規律に従い、過剰の発育をとげる組織をいう。」と定義されている。 新生物(neoplasm)も腫瘍と同義に用いられており、良性と悪性があり、悪性新生物は癌、癌腫及び肉腫を意味する。悪性新生物は、上皮細胞性の癌腫、間質細胞性の肉腫(にくしゅ、Sarcoma)、その他(造血器由来の白血病や中皮由来の中皮腫など)に分けられる。
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国際疾病分類
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国際疾病分類の日本語訳ではCancerの訳語として、がん(癌)を当てており、悪性腫瘍一般を意味する。 「がん」を意味する「Cancer」は、かに座(Cancer)と同じ単語であり、乳癌の腫瘍が蟹の脚のような広がりを見せた ところから、「医学の父」と呼ばれるヒポクラテスが「蟹」の意味として「καρκίνος」(Carcinos)と名づけ、これをアウルス・コルネリウス・ケルススが「Cancer」とラテン語に翻訳した。 広義のCancerは悪性新生物(Malignant Neoplasm)の総称であり、ひらがなで「がん」と表記する。ひらがなの「がん」は、「癌腫」や非上皮由来の「肉腫」(sarcoma)、白血病のような血液悪性腫瘍も含めた広義的な意味で悪性腫瘍を表す言葉として使われており、「国立がん研究センター」、各都道府県における「〇〇県がんセンター」と表記している。 広義のCancerは、狭義のCancerにあたるCarcinoma(癌腫)、Sarcoma(肉腫)、その他(白血病、悪性リンパ腫、骨髄腫、悪性中皮腫)に分けられる。 漢字の「癌」は、「岩」の異体字である「嵒」と、病垂との会意形声文字であり、本来は「乳がん」の意味である。触診すると岩のようにこりこりしているからで、江戸時代の日本においては「岩」と書かれた文書もある。 なお、社会の機構や組織について「○○は△△のがんだ」「△△のガン細胞」と比喩表現が使われることがある。
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