国際レーシングコース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:56 UTC 版)
「スポーツランドSUGO」の記事における「国際レーシングコース」の解説
国際自動車連盟(FIA)公認(グレード2)のオンロードサーキットであり、全長は3,621.154m(シケイン部分を除く3,586.570m)で右回りのテクニカルサーキットである。最終コーナーからホームストレートにかけての10%(高低差約73m)の登り勾配が特徴。また、このコースは平坦な場所がなく、常に登り、下りの繰り返しである。2輪は最終コーナー手前のシケインを通るが、4輪の場合はそのまま直進する。 当初ホームストレートは村田町と岩沼市の境界付近まで伸ばす計画であったが、1973年より発生したオイルショックの影響で現在の位置までとなった。 1987年のコース改修の影響で、通常のサーキットでは1コーナーの手前にあるピットロードの出口が、本コースでは2コーナーの後ろにある。ピット数は45個。観客席は、グランドスタンド約12,000席、他13,500席(第1コーナースタンド、SPスタンド、シケインスタンド)である。 全体的にランオフエリアは狭く、巨大なスポンジバリアを大量に用いて壁への衝突事故を防いでいる。そのため大きいクラッシュが発生するとスポンジバリアがコース上に飛散する事がある。前述の山間部の地形を生かした標高差73mというアップダウンに富んだコースレイアウトとタイトなコーナーが連続することからアクシデントが発生しやすく、他のレースではありえないような事例が発生することから、「SUGOには魔物が棲む」と表現されることがある。
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