国連総会オブザーバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 05:00 UTC 版)
国連総会オブザーバーの制度は国連事務局や国連総会の実践を通じて形成されてきた制度であり、オブザーバーとしての資格は非加盟国だけではなく国ではないものに対しても認められてきたものである。ここではその中で国である可能性があるものを列挙する。 日本語名称現地語名称国か否かに関する議論 バチカン市国・法王聖座(バチカン) ラテン語: Status Civitatis Vaticanæ (Vaticanum) イタリア語: Stato della Città del Vaticano (Città del Vaticano) 人口のすべてが職業的な住民であって恒常的なものではないため国家ではないとする指摘がある。市民権は教皇庁に勤務する者のみに限られていて一般的な意味での国民は存在せず、宗教的な目的しか持たない。国家の資格要件に関して特異な点が見られる。一方で明確な主権と領土を有し、完全に独立している。多くの国々と外交関係を樹立し、条約を締結し、多くの国際機関にも加盟している。宗教色を帯びた特殊な国家と考えられている。
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