国連・支持国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 14:54 UTC 版)
「先住民族の権利に関する国際連合宣言」の記事における「国連・支持国」の解説
潘基文国際連合事務総長は「国連加盟国と先住民族が痛ましい歴史を重ね、人権と正義と全ての人々のための開発への道へ共に進み解決を図る歴史的瞬間だ」と述べ、反対国であるカナダ出身のルイーズ・アルブール人権高等弁務官も、それまでの激務と忍耐が「これまでの先住民族の権利宣言の中でも最も包括的なものとして実った」ことに満足を示した。 採択に臨んだボリビアのデビッド・チョケワンカ外相は、反対及び棄権した加盟国が彼が世界人権宣言と等しく重要と評価するこの宣言を拒絶したことを再考することを望んだ。宣言の採択のニュースはアフリカでも歓迎された。 一方、宣言の支持者の多くが、ほとんど先住民市民のいないヨーロッパ諸国(例えばデンマークとドイツ)や先住民族の権利を尊重してきた記録の乏しいラテンアメリカ諸国であることに注意すべきとする意見もある。
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