国土地理院における設置・管理体制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:50 UTC 版)
「水準点」の記事における「国土地理院における設置・管理体制」の解説
水準点の設置・管理は太平洋戦争以前は主に陸地測量部が、現在では国土地理院が行っている。 それ以前にも明治初期に内務省地理寮(国土地理院の前身の一つ)が高低測量の標識の様式を定め、全国の地図作成の基礎とするため各地に測量標(几号水準点)を設置している。設置された几号水準点の一部はなお各地に現存しているが、これらは現行の水準点としては機能していない。 一定の期間毎に水準網の再測量が行われ、精度が維持されている。 柱石には小豆島産の花崗岩を使用。石の頂部には半球状の突起があり、その上に標尺(英語版)を乗せて水準儀を用い測量を行う。 柱石の破壊など機能を損ねる行為をした者は、測量法の規定により2年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられる。
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