国営調査以降の展開とは? わかりやすく解説

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国営調査以降の展開

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 09:36 UTC 版)

秋田城」の記事における「国営調査以降の展開」の解説

秋田城跡において初め大規模な発掘調査が行われたのは、1958年昭和33年)のことである。秋田県護国神社敷地内造成工事行ったところ、多数遺物発見され、県・市教育委員会合同発掘調査が行われることとなった史跡保護管理政策策定のためにも国によるより本格的な調査を仰ぐ必要があり、翌1959年昭和34年)から1962年昭和37年)にかけて、国直轄の発掘調査国営調査が行われた。調査結果外郭政庁跡、鵜ノ木地区遺構など秋田城輪郭浮かび上がらせる多数遺構検出しており、城柵二重構造附属寺院可能性示したことは、東北地方古代史研究においても重要な知見もたらした1964年昭和39年)には秋田城跡出土品収蔵庫完成2015年平成27年閉館)、1966年昭和41年)からは史跡土地買上げ事業開始され当初住民による反対運動も受けながらも粘り強い交渉結果理解を得るに至っている。一方保存管理計画策定のためには国営調査結果だけでは不十分で、より綿密な調査が必要となっており、1972年昭和47年)からは秋田城跡調査事務所秋田市教育委員会)が継続して発掘調査行っている。

※この「国営調査以降の展開」の解説は、「秋田城」の解説の一部です。
「国営調査以降の展開」を含む「秋田城」の記事については、「秋田城」の概要を参照ください。

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