因幡国分寺跡
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鳥取市国府町。千代川の沖積平野に位置するが、塔跡と南門などが確認されたにとどまり、全容は不明である。
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因幡国分寺跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 23:49 UTC 版)
僧寺跡の寺域は、2町四方(約220メートル四方)と推定され、現在の国分寺集落と重複する。主要伽藍として塔・南門が認められているが、伽藍配置は明らかでない。遺構の詳細は次の通り。 塔 経典(金光明最勝王経)を納めた塔(国分寺以外の場合は釈迦の遺骨(舎利)を納めた)。集落の南方で礎石17個が発見され、うち8個が国分寺境内に移されている(鳥取市指定保護文化財)。基壇上建物は一辺8.1メートルで、梁間・桁行とも三間で柱は等間隔とする。 南門 国分寺の正面門。大きく削平を受けているが、細男神社の南約90メートルにおいて掘込地業が検出され、南門の遺構に比定される。 そのほか金堂の位置は細男神社境内付近に、中門の位置は集落南中央入り口付近に推定される。寺域からの出土品としては瓦・土器片・柱がある。 因幡国分寺旧址碑 細男神社(金堂推定地)
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