和氏の璧とは? わかりやすく解説

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かし‐の‐たま〔クワシ‐〕【和氏の璧】

読み方:かしのたま

中国春秋時代の人卞和(べんか)が見つけた宝石連城の璧。→卞和(べんか)


和氏の璧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/29 09:42 UTC 版)

和氏の璧(かしのへき、かしのたま)は、中国春秋時代戦国時代の故事にあらわれた名。『韓非子』(和氏篇十三)および『史記』に記される。連城の璧(れんじょうのへき)とも称する。




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和氏の璧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 10:09 UTC 版)

卞和」の記事における「和氏の璧」の解説

詳細は「和氏の璧」を参照 和氏の璧は、暗闇鈍く光り置いておくと夏は涼しく、冬は暖かくしてくれ、虫除けにもなったという言い伝えがある。そのため、春秋戦国時代では最高の宝石として位置づけられており、上述の「韓非子」以外にも「史記」、「十八史略」などの書物にも登場している。しかし、趙没落後は歴史上には登場せず、行方知れずとなっている。 一説では、趙の滅亡後に中原統一した秦に渡り始皇帝が和氏の璧を玉璽伝国璽)にしたとされ、その後漢王朝歴代皇帝もその玉璽使用していたとされる。「三国志演義」などでもその説を採っているが、仮に和氏の璧=伝国璽だとしても、五代十国時代946年後晋出帝が遼の太宗捕らえられ時に伝国璽紛失してしまっており、現存する可能性は低いと考えられている。 また、完璧故事由来から「連城の璧」とも呼ばれる

※この「和氏の璧」の解説は、「卞和」の解説の一部です。
「和氏の璧」を含む「卞和」の記事については、「卞和」の概要を参照ください。

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