名古屋モスクの設立とは? わかりやすく解説

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名古屋モスクの設立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 11:58 UTC 版)

名古屋モスク」の記事における「名古屋モスクの設立」の解説

第二次世界大戦後日本設立されモスクは、工場コンビニエンスストアなどの中古物件買い取り、それをモスク改築するという手法主流だった。しかし、モスク設立中心になったAは、モスクとしての新築こだわったモスク候補地としては、(1).留学生利便考え名古屋大学から移動しやすい名古屋市営地下鉄東山線沿線から徒歩通えること、(2).近隣住民の不安を招かないように、住宅地ではなく大通り沿いであること、の2つ条件であった名古屋大学最寄り駅だった本山駅から順に1駅ずつ土地探し続けられ土地探し始まってから4年後の1997年にこれらの2つ条件合致する土地見つかった1997年4月には名古屋イスラム協会名古屋モスクプロジェクトが組織され、その責任委員としてAを含むパキスタン人など7人が選出された。また、この頃には、1990年開設されモスク基金口座にすでに約1200万円集っていたが、国内外ムスリムや諸団体寄付募るため、会員奔走し10年にわたる募金活動の末、最終的に土地購入建築必要な約6780 万円調達した法人登記されていない団体は、法律上権利義務主体なれないため、土地売買契約は、名古屋モスクプロジェクト責任委員のうち3人が共同名義締結した1997年12月10日愛知県安城市東海ハウスによってモスクの建設着工し翌年1998年7月1日モスク完成した7月24日モスク完成記念式典が行われた。この式典には30人ほどのムスリム参列したまた、サウジアラビアマッカにあるマスジド・ハラームイマームであるシャリーク・ビン・フマイドや駐日サウジアラビア大使参列したまた、完成記念式典ではサウジアラビア国王からカアバキスワ一片贈られた。 名古屋モスク役員には名古屋モスクプロジェクト責任委員の7人と、当時名古屋イスラム協会会長合計8人が就任した設立当初名古屋モスクには礼拝導師であるイマーム常駐しておらず、エジプト人やモーリシャス人、ウガンダ人などが短期的にイマーム務めていた。2009年9月名古屋モスクは、エジプトにあるアズハル大学イスラーム学専攻しエジプト政府からイマーム職として任命受けたエジプト人をイマーム迎えた

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