名前《一》の読み方
人名用漢字「一」の主な読み方
いち、ひと、はじ、か、かず、くに、ち、のぶ、はじむ、はじめ、ひ、もと、い、ひさ、まさ男の子の名前の読み方
いち、ひと、はじ、か、かず、くに、ち、のぶ、はじむ、はじめ、ひ、ひさ、まさ。「いち、かず」といった響きで他の漢字と組み合わせて用いられることが多いですが、一字で「一(はじめ)」と読む場合もあります。女の子の名前の読み方
いち、か、かず、くに、ち、のぶ、ひ、もと、い、ひさ、まさ漢字に込められた主な意味・イメージ
「一」は、数字の「1」を表す指示文字。「算木(数を数えるために用いる道具)」を、横に1本置いた形です。法的文書などには、漢数字の「一」ではなく大字(数字の混同と改ざんの防止が目的)の「壱」が使用されます。「一」は、数の1、ひとつ。また、「はじめ、はじまり、最初、1番目」や「全て、全部、ひとつにする、同じ」であることも表しています。さらに、「ほんのわずか、少し、ちょっと」や「もっぱら、ひたすら、ただただ」といった意味もあります。かつて「一」は、長男の名前に用いられるのが一般的でした。しかし、次男や三男、女性の名前にも用いられるなど、名前の「一」に様々な意味が込められるように変化しています。「一」のイメージ:「一」を使った言葉として挙げられるのは、「一期一会」や「唯一無二」です。それぞれ「一期一会」は「一生に一度の機会、出会いを大切にすることのたとえ(もともとは茶道の心得)」を、「唯一無二」は「ただひとつしかないこと、他にかわりがないこと」を表しています。よって、「一」の持つイメージは、「かけがえのない、オンリーワン」。名前の「一」には、「一期一会を大切にしてほしい」や「(親にとって)かけがえのない大切な存在」といった想いが込められています。
また、数字の1から「トップ、ナンバーワン」というイメージも想起されます。「トップを目指してほしい」や「周囲をひとつにまとめられるような、リーダーシップのある人になるよう」も、名前の「一」に込められている想いの1つです。
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