同和鉱業トキ15000形
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「国鉄トキ15000形貨車」の記事における「同和鉱業トキ15000形」の解説
同和鉱業小坂鉄道のトキ15000形は、1962年(昭和37年)にトキ15001 - トキ15003の3両、1966年(昭和41年)から1968年(昭和43年)にかけてトキ15004 - トキ15015の12両の計15両が日本車輌製造で製造された。同鉄道の小坂駅 - 花岡駅間で銅精鉱の輸送に使用され、木製床の上面に鋼板を張っていた。1983年(昭和58年)12月の花岡線貨物輸送廃止にともない3両(トキ15001, トキ15010, トキ15011)が廃車となり、1984年(昭和59年)3月31日付けで10両(トキ15002 - トキ15007, トキ15009, トキ15012, トキ15013, トキ15015)が片上鉄道に肥料輸送用として移籍した。その後は2両(トキ15008, トキ15014)が残ったが、2005年(平成17年)4月1日付けで除籍された。トキ15008が小坂鉄道レールパークに保存されている。 片上鉄道に移籍した10両のうち、トキ15013がトキ15001に、トキ15012がトキ15008に、トキ15015がトキ15010に改番され、番号はトキ15001 - トキ15010に揃えられた。同鉄道の鉱石輸送が終了により、1988年(昭和62年)に8両が廃車となった。残り2両(トキ15003, トキ15007)は1991年(平成3年)7月の同線の廃止まで在籍した。
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