吉田南構内
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「京都大学吉田キャンパス」の記事における「吉田南構内」の解説
使用学部:総合人間学部 使用研究科:人間・環境学研究科 使用附属施設:学術情報メディアセンター(南館)、高等教育研究開発推進センターなど 交通アクセス:京阪鴨東線出町柳駅または神宮丸太町駅から各々徒歩15分、または京都市営バス京大正門前、近衛通下車。京都市営バスは京都駅、京都河原町駅、今出川駅など京都市内各地から。 所在地:左京区吉田二本松町・吉田近衛町 旧称の「総人キャンパス」で呼ばれることがある。また単に「吉田キャンパス」でこの吉田南構内を指すこともある。京都帝大設立に際し現「本部構内」の校地・施設を譲渡した旧制三高が京都府から代替地として寄付を受けたものであり、1949年の新制京都大学発足に伴う三高包括によって京都大学の校地に組み込まれた。したがって本部構内ほどではないものの、(吉田南構内)正門・門衛所、吉田寮食堂(第三高等中学校寄宿舎食堂)など高等中学校・旧制高校以来の建造物が若干数現存する。吉田寮現棟(日本最古の現役学生寮)は構内最南端にある。全学共通科目の講義の大部分がここで行われるため、学部を問わず1回生はほとんどの時間をこの構内で過ごすことになる。そのためかサークルの勧誘・政治主張などのビラや立て看板が目立つ。吉田南総合館(旧総合人間学部A号館=旧三高本館)前はかつて折田先生像のあった場所だが、建物の改築によりすっかり雰囲気が変わった。グランドやテニスコートでは体育系サークルの活動が行われる。2004年、国立大学としては初めて民間のコンビニエンスストアローソンが吉田南総合館地下に開店した(現在は閉店)。
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