合金鋼とは? わかりやすく解説

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ごうきん‐こう〔ガフキンカウ〕【合金鋼】

読み方:ごうきんこう

炭素以外の合金元素加えた鋼。加えた元素によって、マンガン鋼ニッケル鋼クロム鋼などとよぶ。特殊鋼


合金鋼

英語 alloy steel

鋼の性質改善向上させるため、または所定性質もたせるために合金元素1種または2種以上含有させた鋼をいう。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

合金鋼

alloy steel
鋼の性質改善向上させるため、又は所定性質もたせるために合金元素1種又は2種以上含有させた鋼。
合金元素含有量基準ISO若干異なるが、関税協力理事会Customs Co-operation Council)の分類では化学成分次の数値上の鋼を言う。
合金元素含有量合金元素含有量合金元素含有量
Al0.3%Mn1.65%W0.3%
B0.0008%Mo0.08%V0.1%
Cr0.3%Ni0.3%Zr0.05%
Co0.3%Nb0.06%その他S,
P,C,N
を除く。
0.01%
Cu0.4%Si0.6%
Pb0.4%Ti0.05%
便宜上合金元素含有量多少によって、高合金鋼又は低合金鋼ということもある。

合金鋼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/02 00:52 UTC 版)

合金鋼(ごうきんこう)とは、炭素鋼に一つまたは数種の合金元素を添加してその性質を改善し、種々の目的に適合するようにしたのことである[1][2]自体が鉄合金という意味なのでいわゆる自家撞着的用語であり、学術論文ではあまり使用されず、特殊鋼と呼ばれる場合が多い[2][3]


  1. ^ 『機械材料学』、日本材料学会、太洋堂、2000年、ISBN 4901381008、237頁
  2. ^ a b 合金鋼』 - コトバンク
  3. ^ 特殊鋼』 - コトバンク


「合金鋼」の続きの解説一覧

合金鋼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:49 UTC 版)

「鋼」の記事における「合金鋼」の解説

炭素鋼基本として一種または数種類金属添加し性質改善したものが合金鋼であり、普通鋼に対して特殊鋼の名で呼ばれている。特殊鋼添加する金属によって、ニッケルクロム鋼ニッケルクロムモリブデン鋼クロム鋼クロムモリブデン鋼マンガン鋼など様々な種類存在する特殊鋼生産量は鋼の総生産量のうち約2割を占めている。合金鋼は含まれる金属の量によって、合金成分5%以下の低合金鋼と5%以上の高合金鋼分けられる

※この「合金鋼」の解説は、「鋼」の解説の一部です。
「合金鋼」を含む「鋼」の記事については、「鋼」の概要を参照ください。

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合金鋼

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 02:07 UTC 版)

名詞

合金ごうきんこう

  1. 特別な性質付与するために、炭素以外の元素主要な合金元素として多量加えた

対義語

類義語

翻訳


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