各艦の見分け方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/23 05:40 UTC 版)
「シュフラン級重巡洋艦」の記事における「各艦の見分け方」の解説
本級は年に1隻ずつ建造されたため、同級艦ながら細かな部分で艦影が異なる。シュフランの他艦との相違点は前部三脚マストに設けられた艦橋の配置で、マストの中段に戦闘艦橋が配置し、航海艦橋は司令塔と接続していた。また船体中央部に配置された55cm魚雷発射管2基である。 2番艦コルベールから航海艦橋の上に戦闘艦橋が統合され、航空施設が2本煙突のあいだに移動しクレーン形状がグース・ネック(鴨の首型)式となった。3番艦フォッシュは三脚檣の頂上部のフロアが拡大され、そこに従来の主砲測距儀に加え、左右に高角砲用測距儀が配置された。また小部マストの形状も従来の単脚型から三脚型に改正されたため、見分けは容易となった。4番艦デュプレクスでは高角砲の射撃指揮装置が1番煙突の側面に移動したことによりマスト形状は元に戻った。武装面では舷側の高角砲が単装砲架から連装砲架へと変わったため見分けが付く。 各艦の船体サイズの相違は以下の通り 艦名満載排水量全長水線長全幅吃水シュフラン 12,928トン 196.0m 185.0m 20.0m 7.34m コルベール 13,103トン 194.0m ← 19.4m ← フォッシュ 13,429トン ← ← 19.3m 7.5m デュプレクス 14,400トン ← ← ← 7.2m
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