各自衛隊特有の飾緒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 14:03 UTC 版)
陸上自衛隊 礼服用飾緒 陸将補以上が礼装を着用する場合に着用する。金色の丸打ひも(綿心の金線、絹、化学繊維又はこれらの混紡とする。)を三つ編みにし、両端に、桜星及び桜葉の模様を施した金属製金具をつける。 儀仗隊員の飾緒 特別儀仗隊(第302保安警務中隊)で着用される。礼服用飾緒と同様のものを左肩に着用する。 第1種飾緒 音楽隊員が着用する。第2種飾緒と同様のものを大小二つの環状にして大きな環を左腕に通し、小さな環は左肩側面に垂らし、端部は大きい環に沿って前に垂らす。 第2種飾緒 音楽隊員が特別儀じょう演奏服装の際に着用する。着用方法は儀仗隊員の飾緒と同様で、両端が金属製金具ではなく総となっている。 特別儀仗隊の飾緒。取付は肩の縫い目ではなく、肩章に穴を開け、その下にあるボタンに留めている 音楽隊員の第2種飾緒 海上自衛隊 特定の渉外事務を行う幹部自衛官の飾緒 練習艦隊の最先任の幕僚が、練習艦隊の遠洋練習航海中、日本国外において渉外事務を行うために必要のある場合に、副官に準じて飾緒を着用する。 米国派遣訓練(リムパック)に参加する部隊の最先任の幕僚が、米国派遣部隊の派遣期間中、渉外事務を行うために必要のある場合に、副官に準じて飾緒を着用する。 音楽隊員の飾緒 黄色と白の丸打ひもを三つ編みにし、両端に金色及び銀色の金属製金具をつける。着用方法は陸上自衛隊の第1種飾緒と同じ。また航空学生が基地祭等でファンシードリルを披露する際に専用の制服に着用する。 音楽隊員の飾緒 航空学生によるファンシードリル 航空自衛隊 音楽隊員の飾緒 銀色の丸打ひもを三つ編みにし、両端に銀色の金属製金具をつける。着用方法は陸上自衛隊の第1種飾緒と同じ。また航空学生が基地祭等でファンシードリルを披露する際に専用の制服に着用する。 儀仗用飾緒 儀仗の場合に白色の顎紐、白色の拳銃帯及び白色の脚絆と共に着用される。:銀色の丸打ひもを三つ編みにし、両端に銀色の金属製金具をつける。作りは陸上自衛隊儀仗隊員と同様だが、三つ編みのひもが長短2本の他に環状のものが大小2個ある。着用方法は陸上自衛隊儀仗隊員と同様だが、短い細ひもの輪と三つ編みの環2個を左肩側面に垂らす。 音楽隊員の飾緒
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