各消防署の「加入番号」への火災報知時代とは? わかりやすく解説

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各消防署の「加入番号」への火災報知時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 19:03 UTC 版)

119番」の記事における「各消防署の「加入番号」への火災報知時代」の解説

1906年明治39年4月17日警視庁消防署を「消防本部」、消防分署を「消防署」と改称した市内の各警察署には1899年明治32年)より加入電話置かれ始めたが、消防署消防本部との警察電話けだった東京郵便局編 『東京電話番号簿』にはじめて消防署登場するのは「明治四十一年七月改」版である。1908年明治41年当時の各消防署所在地加入電話番号下表に示す。 部署名所在地加入電話番号消防本部 麹町区八重洲町2-4 警視庁構内 本局1430番 第一消防署 日本橋区坂本町40番浪花4110第二消防署 芝区愛宕町3丁目6番地 新橋3730番 第三消防署 麹町区麹町10丁目11番地 番町652番 第四消防署 本郷区本富士町3番地 下2701第五消防署 浅草区浅草屋町17番地 下谷2790番 第六消防署 深川区八女川町40番浪花4070番 1908年から翌1909年明治42年)に掛けて室田景辰消防本部長の発案で、各消防署電話番号印刷した7-8寸(約23cm)角のチラシ市内電話加入者に数万配布し早期出火報知期待したのに大失敗終った。その試みでは火災のたびに出火場所問い合わせばかりが一時に集中した電話局交換台では交換業務パニックになり、また消防署では問い合わせへの対応に手をとられるばかりか消防署電話が話中のままとなり、本来期待していた出火情報の提供を受けられない状態に陥った電話による火災報知仕組み作りはここで一旦足踏みとなってしまった。

※この「各消防署の「加入番号」への火災報知時代」の解説は、「119番」の解説の一部です。
「各消防署の「加入番号」への火災報知時代」を含む「119番」の記事については、「119番」の概要を参照ください。

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