各地の焼酎の誕生
【壱岐の麦焼酎】 米作が豊かで清酒中心でしたが江戸時代末期(19世紀初頭)より米供出のため米不足となり、麦焼酎で補ったといわれています。 【北九州の粕取り焼酎】 清酒どころである福岡県中心に、17世紀頃からつくられていました。 【南九州の穀類焼酎】 16世紀初頭には鹿児島に上陸、宮崎南部地方や人吉(球磨)地方へ16世紀末に伝播しました。さらに宮崎北部(日向地方)から高千穂へ17世紀中庸に広がりました。当時はアワ、ヒエ、キビ等雑穀が中心でした。 【鹿児島のいも焼酎】 サツマイモが中国より沖縄を経て鹿児島に伝わったのは17世紀になってからですから、いも焼酎が鹿児島でつくられるようになったのは17世紀中期以降です。 【奄美の黒糖焼酎】 黒糖は唯一の財源であり、焼酎原料としたのはごく最近です。 【沖縄の泡盛】 15世紀中期に定着、わが国の焼酎の元祖。領内の奄美諸島にも伝わりました。 |
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