各国における用語とは? わかりやすく解説

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各国における用語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 04:15 UTC 版)

迫撃砲」の記事における「各国における用語」の解説

日本 日本語の「迫撃砲」という用語は、日露戦争において現地部隊急造された即製擲弾発射機を「敵に迫って撃つ」という意で迫撃砲命名したのが嚆矢である。後に、この迫撃砲という名称が公文書使用されたことから、英語で"mortar"と一括りにされる曲射弾道兵器日本では臼砲迫撃砲分けられた。更に大正期入って迫撃砲砲兵科管轄であるとされたことから、歩兵科運用する迫撃砲は「曲射歩兵砲」と称することとなり、分類上の複雑化招いている。 なお、日本陸軍八九式重擲弾筒構造用法から軽迫撃砲分類してもよい兵器だが、英語では"grenade discharger"(擲弾発射機)として紹介されることが多い。 ドイツ ドイツでは、迫撃砲のことを"Granatwerfer"(擲弾投射機)と称しており、それ以前小型曲射砲後述)も"Minenwerfer"(爆薬投射機)としている。これは、擲弾歩兵科砲弾砲兵科爆薬工兵科というセクショナリズムよるもので、性能形状区別しているわけではないイギリス イギリスにおいてもリーベンス・プロジェクターや対戦車兵器PIATのように、構造簡易射程が短いものは「砲」というよりも投射機(英:projector/独:Werfer)として扱われている。 英国は、後述するスピガット・モーター射出方式利用した兵器数多く開発しており、ヘッジホッグのように現代でも派生型利用されている兵器少なくないアメリカ アメリカ国防総省DoD)による"Mortar"の定義は砲口装填式間接射撃兵器ライフルまたは滑腔砲身。榴弾砲よりも短射程大きな仰角をとって射撃し砲身長は10-20口径である。 ただし、近年では後装式の砲の登場榴弾砲匹敵する射程平射可能なものなど、定義に当てはまらない迫撃砲増えつつある。

※この「各国における用語」の解説は、「迫撃砲」の解説の一部です。
「各国における用語」を含む「迫撃砲」の記事については、「迫撃砲」の概要を参照ください。

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