台湾・国府の国際的孤立化とは? わかりやすく解説

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台湾・国府の国際的孤立化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 05:12 UTC 版)

中台関係」の記事における「台湾・国府の国際的孤立化」の解説

1949年以後国民政府実効支配台湾その周辺島嶼限られていたが、あくまで「中国正統政府」と自らを称しアメリカ支援背景国連議席常任理事国としての地位維持していた。また、「漢賊不両立」を掲げていた蔣介石は、「反乱団体」と位置づけていた中国共産党との外交関係両立拒否し同様に中国「二つの中国」強く反対していたため、他国中華人民共和国中華民国どちらか一方との外交関係迫られ中台間で「外交戦争」(外交関係奪い合い)が展開されていた。 1950年代から中華民国国交をもつ国は増え続け1969年ピーク68カ国に達したが、1970年代に入ると「外交戦争」の形勢にわかに逆転した1970年国連中国代表問題表決中共政権支持派初め優位になった。1971年には、アメリカ・ニクソン政権対中接近政策転換国連も「蔣介石の代表を追放する」という内容国際連合総会決議2758可決中華民国は自ら国連脱退した国交をもつ国の数も中国逆転され台湾・国民政府国際的孤立一気深まった

※この「台湾・国府の国際的孤立化」の解説は、「中台関係」の解説の一部です。
「台湾・国府の国際的孤立化」を含む「中台関係」の記事については、「中台関係」の概要を参照ください。

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