反対派の支援に対する批判と「ニュース女子」報道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 22:52 UTC 版)
「北部訓練場」の記事における「反対派の支援に対する批判と「ニュース女子」報道」の解説
産経新聞は、東京や大阪など労働組合員が支援者として応援に来ており、そうした支援者は与那国島での自衛隊配備後は名護市辺野古や石垣島への自衛隊配備と共に北部訓練場へのヘリパッド移設などの反対運動にも「転戦」したと書いた。 2017年1月2日に東京MXが放映したDHCテレビジョンの「ニュース女子」番組では、反対派は「テロリストみたい」だ、「日当をもらって」、「何らかの組織から雇われているのか」等が多く語られ、実際には沖縄高江から約40kmも離れた二見杉田トンネル前で、「トラブルに巻き込まれる可能性がある」「ここから先は危険」として取材はしなかった。その後、この番組に対し放送倫理・番組向上機構 (BPO) は「重大な放送倫理違反があった」、民主主義社会における放送の占める位置を脅かす事態、「本件放送において、砦は崩れた」と厳しい判断を下した。 引き続く2月24日の記者会見で「ニュース女子」番組に出演した日本文化チャンネル桜のキャスター我那覇真子は、髙江で常駐する約百名程度の抗議者の約3割が在日朝鮮人だということが「研究者」によって明らかにされたと語ったが、研究者とされた人物とは、その記者会見で同席していた作家篠原章自身のことであった。のちにNoHateTVに出演した篠原は、「3割から5割の在日の人がいる」とは「関係者」から聞いた伝聞であること、篠原自身は「数人の在日活動家しか確認できなかった」と記していたことも確認された。
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